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星川の街を温かく灯し続けた街路灯💡

約半世紀。長きに渡って星川町(大門通り)を中心に私たちの生活を優しく温かい灯りをともし続けてきてくれた商店会(星和会)の24基の街路灯。様々な歴史や人々の暮らしそして商店街の繁栄を支えてきてくれた街路灯。

私のところにご相談いただいたのは2020年10月初旬頃でした。

昨年9月強風によって、星川一丁目公園付近の街路灯が1基経年劣化により倒壊してしまいました。

幸いにも人的被害はありませんでしたが、同時期に設置された他の街路灯(23基)を考えると同様の劣化が懸念され一刻も早い対応が求められていました。

一方、超高齢化および人口減少局面の中で商店会においても例外ではなく、会員数の減少や人材の高齢化等、街路灯の維持管理にあたって商店会としての課題も顕在化していました。

そこで、商店会の現状と課題、区民の生活環境の維持の観点から、地域の日常生活の屋台骨として支えていただいている自治会と連携し、両組織合意の上で、星和会街路灯24基を全面撤去し、新たに横浜市管理の道路灯および防犯灯を新設し、街の新たな灯りをともすこととなりました。

また、新たな街の灯りを確保する上では、横浜市関係三局(街路灯の撤去:経済局、道路灯の新設:道路局、防犯灯の新設:市民局)および保土ケ谷区地域振興課、自治会・星和会の役員の皆さまとともに、知恵と工夫を凝らし、改善を行っていくことで合意いたしました。

まさに地域・行政・政治が一体となって取り組んだ事例です。

今月25日から着工開始となりますが、暖かさと親しみ深い街路灯との別れは一つの時代の移り変わりの寂しさと新設される新たな街の灯りによってこれまで同様市民と地域の安心・安全に寄与する喜びと期待が相まった複雑な感情が沸き起こってくると同時に、感謝のお言葉に胸が熱くなりました。

引き続き、皆さまと一つ一つ地道に取り組みを進めてまいります。

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