近年激甚化・頻発化する地震や局所的豪雨などによって崖の崩壊が懸念される中で、日々周辺住民の皆様が不安を抱えながら生活をされていた仏向矢シ塚公園内斜面。

令和４年１２月より崖防災工事がスタートし令和６年３月に工事が完了いたしました。

工事計画当初、土砂災害を未然に防止するための対策工事の必要性について理解が進む一方で、自然豊かな景観が無くなることへのご意見やご要望が多く寄せられておりました。

地域住民への意見聴取や要望の取り纏めまた、関係各所との情報の共有と調整。

関係する全ての皆さまのご理解とお力添えで安全を確保した上で景観も確保する施工がされました。

今回の安全工事で土砂警戒区域も外れ、周辺にお住まいの安全と安心の確保と新たな景観への期待感など、住民生活と声に寄り添った工事を行うことができました。現在は施工直後のため草花も育っていませんが、時間が経過する中で、法面も見えなくなり新たな景観が形成される予定です。

引き続き、寄せられる声に真摯に向き合い努力と改善を進めてまいります。