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未来のかたち🚌

目の前に迫ってきている人口減少・超高齢社会の中で、公共交通機関の維持ならびに市民の移動環境の充実は必要不可欠です。

また、交通利便性を高めることで、その街の賑わいや価値を高めていくことができます。

一方で、交通機関を支える働き手の確保は年々厳しさを増しているとともに、市民の利用ニーズも変化しつつあります。

こうした背景の中で、市民の身近な足を確保していくことと定住促進を目的に平成30年より金沢区富岡地区で新しい交通サービス(アプリで乗車予約やタクシーのように手を挙げれば乗車可能など)が実証実験され、市内特有の狭隘・急坂地に柔軟性と利便性を兼ね備えたサービスが展開されています。

第三回定例会の一般質問の中でも、市長に課題提起と質問をさせていただきましたが、地域交通を樹木に例えると、路線バスは骨格となる幹と言え、タクシーなどの交通は枝葉に例えることができます。

市民の移動環境を充実させるには、どちらも不可欠であり、広く考えていく必要があります。例えば、路線バスにおいては、複数の事業者で競合する区間を整理することで採算性を向上させ、事業存続を図っていく。

また、枝葉の交通は地域交通サポート事業の活用や、タクシー・民間送迎バス等の企業との連携など、様々な手法を組み合わせ、効率性・利便性・柔軟性を確保していくことで持続可能な地域交通ネットワークを確立できます。

特に、公共交通が十分でなく山坂が多い地区などでは、高齢者の移動が困難な状況が見受けられ、多様化した地域ニーズにあった交通サービスが求められています。

まさに、富岡地区で実証実験されている「とみおかーと」は今後の地域交通の未来の形と言えると思います。

とみおかーとの本格事業化実現と市内で類似した課題をもつ地域への展開に向け、私も全力で支援をしてまいります!

とみおかーとhttps://tomio-cart.jp/

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