~みなとみらいエリアにおける自動運転タクシー実証実験の視察報告~
先日、横浜市のみなとみらい・関内エリアにおいて実施されている「日産自動車の自動運転モビリティサービス実証実験」の現地視察および試乗に行ってまいりました。
今回の実証実験は、将来的な「レベル4(特定条件下における完全自動運転)」の実用化を見据え、みなとみらい・関内一帯の28箇所の乗降地、10台規模の自動運転車両(日産セレナベース)を用いて行われている取り組みです。
実際の試乗では、乗車時にスマートフォンでQRコードを読み取りドアを解錠、全員がシートベルトを装着して車内ディスプレイから出発指示を出すまで走行を開始しない安全設計が採用されていました。走行中は、複雑な市街地の歩行者や交通状況を高度なセンサー群(LiDAR等)が正確に感知し、ドライバーによる手動介入が一切ない状態でも、減速・障害物回避が非常にスムーズに行われ、未来を感じる技術に驚きと感動の連続でした。
現在、地域交通を支えるバス・タクシー業界は深刻なドライバー不足に直面しており、将来的な移動手段の確保は本市にとっても最重要課題の一つです。完全自動運転(レベル4)の普及は、運転手の方々の業務負担軽減はもちろん、移動の利便性向上や新たな移動サービスの創出、高齢者をはじめとする市民の皆様の「移動の自由」を将来にわたって守る有力な解決策となります。
これまで様々な場面を通じて、先進技術を活用した地域交通の強化と自動運転の早期導入を繰り返し訴えてきた私としては非常に考え深い視察となりました。
引き続き世界トップクラスの技術力を有する地元事業者とも連携を深め、検証された安心・安全な先端技術をいち早く市民生活に還元できるよう、未来志向の交通政策を力強く推進してまいります。

